SCOMでのO365監視設定の手順を書き残しておきます。
O365 管理パック
上記から入手できます。手順はいっしょにダウンロードできるWordドキュメントから入手できます。
O365監視用ユーザー作成
https://login.microsoftonline.com にアクセスする。
管理者アカウントでサインインを行う。
管理画面にて「新しいユーザーを追加する」をクリック
※この時入力する「連絡用電子メールアドレス」は結局管理者であれば全てのアカウントのパスワード管理ができるので、任意のものを入力すれば良いです。
ライセンスは「何も割り当てずに」次へをクリックします。
(オプション)監視用ユーザーのパスワードを無期限にする
Microsoft Online Services Sign-In Assistant for IT Professionals RTWのインストール
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=41950
からダウンロードしてインストール。64ビット版推奨。
Azure Active Directory Module for Windows PowerShell(64ビットバージョン)のインストール
http://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=236297
からAzure Active Directory Module for Windows PowerShellをダウンロードしてインストールします。
Azure ADへの接続
Import-module MSOnline
connect-msolservice
Azure ADに接続できるクレデンシャルを入力する。
ユーザーのパスワードを無期限にする
Set-MsolUser -UserPrincipalName <user ID> -PasswordNeverExpires $true
SCOMへのO365管理パック追加
管理パックダウンロード
以下のURLから管理パックをダウンロードします。
管理パックのインストール(ローカルディスクへの配置)
ダウンロードしたmsiをSCOMサーバー上で実行します。
この操作で管理パックが以下の場所に配置されます。
C:\Program Files (x86)\System Center Management Packs\System Center Management Pack for Office 365
SCOMへの管理パックインポート
SCOMへのO365サブスクリプション追加
サブスクリプションの追加
SCOMコンソールで[管理]にて[Office 365]セクションに移動します。
[Add subscription]をクリックしてウィザードを起動します。
ここでは専用に作成した監視用の管理者ユーザー(ライセンス割り当て無し)を指定します。
ここではサーバーリソースプールを選択します。独自のリソースプールを作成できれば望ましいですが、このあたりはリソースと監視対象量との兼ね合いになります。
この手順をサブスクリプションの数だけ繰り返します。
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