SCCMにてレポートを自動生成し、メールで送付する方法

SCCMにてレポートを自動作成して、メールで送付したいケースは結構あるものと思われます。

簡単な手順で実行できますので、そのやり方を紹介します。

まず、自動生成したレポートを探します。そして「サブスクリプションの作成」を行います。

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※目的にあったレポートが規定のレポート群から見つからない場合には、カスタマイズして作成するのも良いですね。

あとはこのウィザードをすすめていけばよいだけ・・・なのですが、結構な環境で配信方法に「Windowsファイル共有」しか存在しないのではないでしょうか。

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SCCMのレポートおよびレポート配信は完全にSQL ServerのReporting Servicesの機能を利用しています。ですので、Reporting Services上でメール配信の構成を予め行っておく必要があります。

以下が、その構成方法が書かれているページです。

残念ながら英語のみですが…。

ここでは、別途SMTPを投げつけるとメールを送信してくれるSMTPサーバーがいる場合の設定を紹介します。

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SQL Server 2014 Reporting Services構成マネージャーを起動します。

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SCCMが利用しているレポートサーバーインスタンスに接続します。

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「電子メールの設定」に適切な設定を入力して「適用」を押します。

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これでレポートサーバーへの電子メールの設定が行われました。

再度SCCMサーバーでサブスクリプションを作成します。

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レポート配信手段として「電子メール」も構成可能となりました。

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適宜パラーメーターを埋めます。Toの部分が「終了」になってしまっているのはローカライズのバグですね…。

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配信スケジュールを設定します。

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レポートパラメータを決定します。

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設定したサブスクリプションはReporting Serviceのレポートマネージャーサイトから確認出来ます。

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